オンライン英会話教室も普及し英語教育がさかんになったいま
「英語を学ぶのは何歳から？」「子供から英語を学ぶべき？」
こうした疑問を覚えているかと思います。
結論、英語をはじめる適正な年齢は2〜4才と言われています。
理由は2つあります。
- 2歳から自律性が芽生えるので、積極的に学習が育みやすい
- 学習する手段や教材が多い
Ex.ワークブックや英単語を覚える遊具 - お子さんと時間を作りやすい
本記事では、幼少期にあたる2〜4才の子供が英語を学ぶうえで大切なポイントや注意点、具体的な方法について詳しく解説します。
目次
英語を学ぶのは何歳から？
幼少期において、最適な年齢は2〜4才です。
たとえお子さんが3才でも、幼少期に英語を学ぶうえで遅くありません。
ただし英語を学習するうえで各年齢に対して注意点があります。
また英語を学習するうえで、大切なポイントは「きっかけ作り」になります。
⇒英語教育のスタートは「きっかけ作り」で決まる！
幼少期のお子さんが英語に慣れるために
幼少期に英語を学ぶ重要性
英語を学ぶのはどんな年齢からでも可能ですが、なぜ幼少期がポイントなのか。昨今の背景から2つ考えられます。
- 2020年において小学3年生～外国語に触れるカリキュラムが実施されている
- 上記に伴って、早期から英検取得なども加速している
英語教育が加速すると共に、英語教育内容も変化しています。
特にスマホやタブレットの普及から、学習用の動画を用いて発音や英会話を実践する教育がさかんになっています。
上記のことから、お子さんに求められる英語教育のハードルが上がっているようにも見受けられます。
お子さんが中学生、高校生と英語を学習するうえで挫折しないためにも、幼少期から英語に慣れることが重要になります。
6年間ある小学生時代で英語を伸ばせると、将来かなり強い！
余談になりますが、わたしも幼少期に近所の英会話教室に通っていた過去から
幼少期から英語を学習することは重要だと思います。
学習した結果を感じたのが中学時代でした。
中学時代に感じたメリット
- 英語の成績を維持しつつ、ほかの科目にも力を注げた
- 内申点アップしたことで、受験が有利になった
中学生は部活と受験期によって、かなり時間に追われます。
よって週末含めて学習時間が限られてしまいます。
内申点を確保することは、希望の学校へ進学するとても大切なポイントになります。
幼少期から英語を学習できたことで内申点アップにつながり
希望の学校へ進学できたので、重要性を感じました。
なぜ幼少期に英語を学ぶのがメリットなのか
英語を問わず、幼少期に学習するうえで忘れてはいけないポイントが3つあります。
- 2～5歳までは発育期ともいわれ、英語を吸収しやすい
- 英語だけでなく、コミュニケーションを育む時期としてもベスト
- 自発的に学ぶ習慣を根付けることができる
一般的に2歳から自発性が開花するといわれており、早期に学習するベストな年齢と言われています。
同時に幼少期は親子でコミュニケーションを育む絶好な期間でもあります。
おうちで英語動画を見たり、絵本を読み聞かせしたり一緒に英語を学ぶことでより英語の上達が期待できます。
幼少期にむけた英語学習ツールは種類も多く、英語を学習する環境を作りやすいのもメリットのひとつです
幼児期に英語を学習する注意点
前提として大切なことは「英語を好きになる」ことです。
逆に無理強いして行う学習は、英語への関心をなくす原因になります。
将来的に英語を好きになれば、自ら学習することにつながり、英語の理解が早くなります。
そのため「習慣化させる」環境を作ることが重要です。
下記でさらに解説します。
無理強いな勉強をさせない
早く学ばせることを意識するあまり、無理強いになる可能性もあります。
以下のことを意識しながら、学習を深めるのがポイントです。
- 頻繁に理解度を確かめる
Ex.細かに小テストや課題をはさむ - 学習時間を極端に伸ばす
- 「勉強しないなら～ダメ」と
頻度多くペナルティを与える
英語の定着に焦る気持ちはありますが、まずは英語の学習を継続できるように取り組むと良いです。
【参考記事】失敗を過度に叱ったりするのは子どもの健全な発達に影響を及ぼす
話す聞くことを重点的に学習する
話す、聞くを重点的に学習することで「英語脳、英語耳」の発達につながります。
言語理解の発達につながるポイント
- 2歳になると単語をつなげて意思表示をするようになる
Ex.わたし・トイレ・いく - なんでも自分でやりたがり、マネをしたがる自律性が発達する
特に2歳ごろは聴覚も発達します。
自律性と聴覚の両方に働きかけるので、話す聞くことを重点的に学習すると効果的です。
歌やダンス、絵本を活用して英語に楽しい印象を持ってもらおう
習慣化させる
幼児期だけで日常会話レベルまでの英語を、習得することは難しいです。
大切なのは、継続して段階的に理解していくことです。
小学校へ入学後も自発的に学習できるように、習慣化させましょう。
週末や平日の夕食後など、決まった時間を設けて継続するといいでしょう。
お子さんだけでなく、親子で一緒にスケジュール管理！
幼児期に英語を学ぶ大切なポイント
英語を問わず、幼少期に学習するうえで大切なポイントが3つあります。
ポイント
- 楽しく学ぶことを忘れない
- 学習する必要性は関心から芽生える
- 親子で学ぶことを忘れない
- 一方的に勉強すると退屈さを覚えてしまう
- 継続することを忘れない
- 芽生えた自発性を育む
どのポイントも学習するうえで欠かせないポイントです。
なぜならどんな学習でも、3つのポイントは必要不可欠だからです。
英語への関心や上達だけでなく、学習に対する自発性と関心を育むうえで効果があります。
それぞれのポイントについて詳しく解説します。
楽しく学ぶことを忘れない
学習方法を理解することはもちろん大切です。
ただお子さんの関心があって学習することを忘れてはいけません。
英語に早く慣れさせることばかり意識してしまうと、一方的な教育になってしまいます。
「学習する必要性は関心から芽生える」ことを忘れずに、親子一緒に英語に向き合うといいでしょう。
「好き」になるきっかけを作る工夫が大切
親子で学ぶことを忘れない
幼児期こそ親子で一緒に学ぶことが大切になります。
親子で一緒に学ぶメリットは3つあります。
親子で学ぶメリット
- 決まった時間に学習することで習慣化しやすい
- 親子でコミュニケーションを築きやすい
- お子さんの得意不得意を理解できる
時間帯で決められない場合は、週末など日程から決めると効果的です。
ポイントは一緒に学ぶことで、学習する習慣を築いていくことです。
幼児期からの継続は力なり！
継続することを忘れない
幼少期を問わず、何事も習得するためには継続が必要です。
ただし継続するうえで注意点もあります。
注意点
- 試験直前のように短期間で詰め込む学習は逆効果
- 継続のあまり単調で飽き飽きさせないこと
毎日に限らず、毎週末でもいいので習慣化させることがポイントです。
単調な継続にならないためにも、好きになる工夫が大切です。
英語が忘れる大きな理由は、継続できず英語離れしたこと。。。
幼少期におすすめの英語学習方法
ワークブック
- 幅広いジャンルの動画があって、定着しやすい
- ダンス動画など、アクティブ要素あって楽しめる
- 親子で一緒に取り組みやすい
Readingを培ううえで、最も効果的な勉強法です。
アメリカでは、自習用として使われています。
ただし自発的に学習する手段であるため、はじめのうちは挫折しやすいです。
ある程度、自律性を育んでから取り組むと効果的です。
はじめのうちは買い込みすぎに注意！
英語おもちゃ
あるいは知恵玩具とも言われております。
おもちゃとあるとおり、視覚的にも興味をひきやすく手に取りやすいのがポイントです。
コスト面をみて購入するハードルがありますが、最近ではサブスクサービスも充実しています。
知恵玩具は対象年齢広く、幼児期の学習手段に最適です。
英語学習動画
- 幅広いジャンルの動画があって、定着しやすい
- ダンス動画など、アクティブ要素あって楽しめる
- 親子で一緒に取り組みやすい
英語学習動画は主にダンスや歌、アニメといったジャンルにあたります。
身体を動かしたり、歌ったりすることで五感を使って、英語を理解できる最適な学習方法です。
まずはすきま時間を活用して、親子で一緒に視聴しながらお子さんの好みを探ってみましょう。
好奇心を引き立てるのにうってつけで、継続しやすい
まとめ
本記事では幼少期に英語を学ぶ適切な年齢は2歳〜4歳を推奨しています。
適正な年齢を理解して学習に取り組むことで、英語学習をしっかり定着させることができます。
あわせて3種類の学習手段について取り上げましたが、お子さんの好き嫌いや性格における傾向を尊重しながら取り組むことが大切です。
1.英語への関心(きっかけ)が芽生える
2.学習する習慣を築いていく
3.学習が定着していく
上記3ステップによって英語の理解が深まることを忘れないようにしてください。
本記事を通じて幼少期の英語学習の参考になれば幸いです。
最後までご愛読ありがとうございます
